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こじつけアリで話す、母子家庭の私が大学に行った理由&目的
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。
今回お話するのは、「母子家庭の私が大学に行った理由&目的」です。
ちなみにすでに私は大学を卒業していますので、今だからこそ見えてきた「こじつけ的な理由&目的」含めながらお話します。
母子家庭の私は奨学金頼みで大学に行きました
私もそうでしたが、母子家庭の子どもというのは「金銭的な事情で大学に行くかどうかが決められない」ということが前提にあると思います。
大学に行くとなると数百万円単位のお金が必要になり、母子家庭の家計を圧迫する可能性はかなり高いです。
高校2年生となり、いよいよ受験シーズンに差し掛かった時の私も
「うちにお金ってないよな…」
「大学に行っていいのだろうか」
「高校出て働いた方が良いんじゃないか?」
こんなことばかりを考えていました。
それでも私はこの後に紹介する理由と目的によって、大学に行くことに決めました。
大学へ行くのに必要なお金は「日本学生支援機構の奨学金」を利用しました。
日本学生支援機構の奨学金については、別記事:【実際に借りていた】日本学生支援機構の奨学金をわかりやすく解説や【母子家庭育ちが考える】奨学金で知らないと「ヤバい」3つのことにて解説してありますので、よろしければご参考ください。
母子家庭の私が大学に行った理由&目的
1,大学進学は当たり前!進学校だった高校時代
私の通っていた高校は進学校でした。
学校の学力レベルとしては学内のコースによってまちまちなのですが、進学校であることを高校は売りにしていました。
入ってくる学生も大学進学を前提に勉強していましたし、先生達もより偏差値の高い大学に行けるように指導をしていたのを覚えています。
受験シーズンに入ると学生間でも、
「お前どこの大学に行くの?」
「なんの資格狙ってるの?」
「大学入ったら帰省の時遊ぼうぜ!」
と、大学生になることを前提とした会話が飛び交います。
情けない話ですが、私が大学にいった理由や目的には、「周りのみんなも大学に行くから」というのがあったように思います…。
2,大学に行かなきゃとれない資格をとりたかった
周りに若干流され気味な私ではありましたが、自分自身で決めた理由と目的もありました。それは「大学に行かなきゃとれない資格をとりたかったから」です。
その資格は「学芸員資格」でした。学芸員資格は博物館・美術館・水族館などの職員が持っている資格で、これは大学に行かなきゃとれないんです。これを私はとりたかった。
高校生の頃、将来の夢を定めきれない私ではありましたが、特に博物館が大好きで好きな歴史・文化・芸術のことを研究しながら博物館で働きたいと思っていたのです。
もっともライターをしている今となっては、その資格は活かされていません。それでも高校生の私はこの資格がとりたくて大学に行ったのです。
3,モラトリアム!やりたいことがわからない&時間が欲しかった ※こじつけ
これはこじつけでもあるのですが、「時間が欲しかったから」というのも大きな理由です。
前項で紹介したように博物館で働く人になりたいと思っていた私ですが、それは心の底からなりたいと思っていたわけではありませんでした。というよりも、高校生の時点で働く自分を想像することができなかったんです。
だから、
という希望的観測があったんですね。大学生という最強のモラトリアムに甘えたかったわけです…。
ただ、こじつけができる今だからこそ言えるんですが、結局私は大学生の途中から始めたライター業を今でもやっています。ライター歴4年目、新卒フリーランス1年目なのです。
今のところこの選択に後悔はしていませんし、やはり大学に行ったからこそとれた選択だったと思っています。高校を出ていきなり働いてからじゃあ、私の頭のなかにライターという選択はなかったでしょうし、知りもしなかったと思います。
まとめ:当たり前だけど当たり前以上!母子家庭の子どもはよく考えよう
当たり前のことではありますが、大学に行く前には大学に行く理由と目的、本当に行く必要があるのかどうかを考えなければなりません。母子家庭であれば、当たり前以上に考えなくてはなりません。
話を丸投げしていまうようですが、
大学に行けば開かれる未来もあります
でも、大学に行くべきとは言い切れません。
大学に行かないほうが開かれる未来になることもあります
でも、大学に行かないことが良いともいい切れません
私は大学に行ったことを後悔はしていませんが、もしかすると大学に行っていないほうが私は良い未来を送っていた可能性だったあります。
それでも後悔していないのは、なんだかんだで自分なりに大学に行く目的と理由をよく考え、「自分の意思で大学に行くことを決めたから」だと思います。一時は流されましたけどね(笑)
もしこの記事を読んでいる学生さん、お母さんがいらっしゃいましたら、本当に自分なりによく考えて、本当に親子でよく話し合った上で、大学に行くことを決めてくださればと思います。