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学校の参観日、行けていますか…?
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※Twitterアカウントはこちら
母子家庭のお母さんにとって、「お仕事が忙しい」、「子どものことに費やす時間をとるのが難しい」というのは、よくあることだと思います。
ですが、【参観日(授業参観)】にはどうか参加してあげて欲しい…。そう私は思うのです。
なぜなら母子家庭の参観日は、お母さんとお子さん双方にとっての【発表会】だからです。
参観日のための日程はどうやって合わせる?
参観日は学校行事の1つであり、どこの学校でも開催されるものです。
学校行事であるがゆえに、年度や学期のはじめに配られる『行事予定表』には、「○月△日授業参観」といった記載があります。つまり、前々から行われる日程ははっきりしているわけです。
お仕事でお休みをとる際には、この日程を忘れずにチェックしておきましょう。
ただ、お子さんのなかには、「配布物を親に出すのを忘れがち」な子どもさんもいます。私がそうでした(笑)
日頃から「学校からお手紙もらっていない?」といった声かけを行い、お母さんの方でも情報収集に動くようにしてください。
ランドセルからクシャクシャになった配布物が、配られた日の何ヶ月も後から出てくるなんてことを避けましょう…。(これも私です)
親の愛情を伝え、会話のきっかけを生む参観日
母子家庭のお母さんにとって、参観日に参加することは「愛情表現の一種」になります。忙しく働くお母さんが学校に来ることを、お子さんはよく知っていて、嬉しく感じます。恥ずかしがって、「来なくていいよ」なんて言ってしまう子もいるんですけどね。
また、参観日に参加することで、「君のことをお母さんはいつも見ているよ」とお子さんに伝えることができます。言葉はいりません。参加するだけで良いのです。
さらに参加することで、お家に帰った後の会話のきっかけになります。
「授業頑張っていたね!」
「あの問題、お母さんじゃ解けなかったよ!」
「綺麗な先生に教えてもらっているんだね!」
「友達と仲良さそうだね!」
などなど、色々な会話の広げ方が見つかるのではないでしょうか。
参観日は子どもだけでなく、お母さんにとっての愛情伝える発表会でもあり、会話のきっかけを生むチャンスなのです。
参観日は子どもにとっての発表会、「ぼく、大丈夫だよ」
参観日はお子さんが常日頃受けている授業の一環ですが、お子さんにとってはお母さんに「ぼく、大丈夫だよ」という気持ちを伝えるための発表会でもあります。
前述したようにお子さんはお母さんが頑張っていることをよく知っているものです。
そしてそれと同時に「お母さんが子どもに抱く心配の気持ち」も理解しているものです。
母子家庭で子どもを育てるということは、お母さんにとっては「申し訳ない気持ち」が付いて回るかと思います。
お父さんがいないことで我慢させていることがある、他の子が経験しないような辛く寂しい気持ちをさせている…。そういった気持ちが行ったり来たりしてはいませんか?
だからこそ、お子さんは参観日で
「お母さん、ぼくちゃんと授業を受けているよ」
「友達もいるし、学校は楽しいよ」
「ほら!手を挙げて発表もできるんだ」
といった気持ちをお母さんに伝えたいと思っています。
まとめ:参観日は子どもにとっての晴れ舞台
学校が生活の中心である子どもにとって、参観日というのは「子ども×学校×お母さん」という繋がりを生み出すまたとない機会です。
学校が生活の中心である子どもにとって、参観日こそがお母さんに日々の努力や感謝の気持ちを伝えるまたとない機会なのです。
その機会をどうか、どうか大切にしてあげてください。