【大人への階段】母子家庭でもお小遣いはあげるべき!金額&方法は?

お金の計算をする女の子




ちょっぴりのお小遣いでも子どもは成長する

母子家庭で子どもを育てる時にいつもつきまとうのが、「お金の心配」です。

家賃に光熱費に食費、子どもの教育費。使わなくてはならないお金の使い道って、どうしてこうも多いのでしょうか。

そのためか

「お小遣いはあげられていない」

「必要な時だけ相談してあげている」

というご家庭も多いのではないでしょうか。

でも私は、「しっかりと金額を決めた上で、お小遣いはあげるべき」、そう考えています。その理由を、母子家庭で育った私の経験をもとに解説させていただきます。

たぬぽん
お小遣い欲しいとは言われるんだけどねぇ…。
きつねん
でもあげすぎも心配…。何に使うのかわからないし。
たぬぽん
だけど、全くあげないのもかわいそうな気が…。母子ログ運営者のどん兵衛さんに話を聞いてみよう!

 

お金を使うことは、人生の大切なスキル

今月の浪費が止まらない

「お金を使う」ということは、【人生の大切なスキル】だと私は考えています。

なぜならお金は冒頭でお話したように、人生を通して使い続けるものだからです。

どこに、どのように、どれくらいのお金を使うのか?

という行為は、人生を通して否が応でも繰り返さなくてはならないのです。

そのスキルを磨くためにも、「子どもはお小遣いをもらい、お金を自分で考えて使わなくてはならない」のです。ただ、このお小遣い「欲しい」と言われるその都度あげるのではなく、毎月決まった金額を決まったタイミングであげることをおすすめします。

その都度必要な金額をもらって使うという方法をとってしまうと、

 

「あれを買うとこれだけの金額が残る」

「今月のお小遣いを貯めて、来月はあのおもちゃを買おう」

 

といった【計画に基づいたお金の使い方】が学びづらくなるのです。

ですから、ご自身のお子さんには、できるだけ「毎月決まった金額で、決まったタイミングでお小遣いをあげる」ことをおすすめします。

その方が使い道、貯金の計算など、お金を使う計画というものが、子どもながらにたてられるからですね。その都度もらう場合だと、これはできません。



 

母子家庭はお金がしんどい…。一体何円あげるのが良いの?

電卓でお金の計算をする女の子

母子家庭はどうしたってお金のやりくりがしんどい…。でもお小遣いはあげた方が良い…。私の家も経済的に余裕があった方ではありませんでした。それでもお小遣いはもらっていました。

それではお小遣いは何円あげれば良いのでしょうか?

これに関して、私は2つの選択があると思っています。

年齢によって金額はそれぞれだと思うのですが、例えば

1、月にどどんと太っ腹に2000円あげる(定額制)

あるいは、

2、月に500円だけしかあげられないけど、テストなどで良い点数をとったら少しずつ上乗せしてあげる(少額+上乗せ制)

という2つの選択がとれるでしょう。

1つ目の「どどんと2000円」の方法をとれば、子どもはその金額のなかで何にどれくらいのお金をいつ使うかという予定がたてやすくなるでしょう。

2つ目の「月に500円だけ+頑張った分はボーナス」の方法をとれば、500円という限られた金額をどう使うか予定を立てつつも、目標に向かって頑張るということができるでしょう。

もちろん、「お金が欲しいから頑張る」という考えを子どもが持つ可能性に対しては、賛否両論あるかと思います。

これはお母さんの教育方針次第だとは思うのですが、何かを頑張る時にご褒美があることで頑張ることができる子どももいます。その時の力には本当に驚かされます。精神論的な目標より、お小遣いが欲しいからという具体的な目標で頑張ることもある種必要な考え方のように思えます。

どちらの方法をとるべきか定まらない場合は、何ヶ月が毎でお小遣いをあげる方法を変えてみて、どちらが子どもさんとお母さん双方にとって良いかを試してみると良いでしょう。

 

まとめ:子どもだってお金を使いたい!良い思いも痛い思いも経験させよう

子どもには子どもなりのお金の使い方があります。その金額はたくさんじゃなくたって良いんです。自分で考えて使うことに意味があるからです。

駄菓子をちょっと買えたり、友達が持っているおもちゃを自分も買って遊んでみたり…。ちょっとしたものでもお金を使って、何かを楽しめることって子どもにとってはめちゃくちゃワクワクするんですよ(笑)私はベイブレードとかチョコエッグとかを少しずつ少しずつ買い集めていました。

本当は必要のなかったものにお金を使ってしまって、「あちゃー、無駄遣いをしちゃったよ…。今月分のお小遣い無くなっちゃった」って痛い思いをするのも大切です。

「お金ってあると便利だけど、無いと本当に困るんだなぁ。考えて使わなくちゃ」。こういう経験を、自分で考えつつ経験させてあげるのも良いのではないでしょうか。




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