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はじめまして、当ブログの運営者です
いつも当ブログをご覧くださり、ありがとうございます。
当ブログの運営者、「どん兵衛」といいます。※Twitterアカウントはこちら
今回はこのブログをご覧くださっている皆さんに私の自己紹介をさせていただきたく思います。
一言で言うと、私は「母子家庭で育ったライター」です。
私の家が母子家庭になった経緯
私は中学1年生の時に両親が離婚。母子家庭の子どもになりました。それ以降は兄弟共々、父ではなく母の下で育てられました。
離婚に至った経緯は、あるあるではあるのですが、母と姑の不仲および父の母へのケアの至らなさです。
姑…、つまり私の父方の祖母とは、一緒に住んだり、住まなかったりという時期がありました。母子家庭となる以前から、両親の「あの場所に住んでみたい」という意志から、何度か引っ越しをしていたからです。
そしていよいよ「住む場所も落ち着いた、これから本格的に祖母と一緒に住もう」となった時から、家族の関係が危うくなってきました。同じ屋根の下で済むことになり、母と祖母の関係はどんどんと悪くなっていったのです。
母と祖母の関係は、子どもの私から見ても「あ、これヤバいな」と思えるようになってきました。
それでも私にはどうすることもできなかった。
いや、中学1年生なら何かできたのかもしれない、どうにかして離婚を回避する何かが言えたのかもしれない…。今ならそう思えるんです。
でも、当時変にませていた私は、「子どもの自分が何をしたって状況は変わらないんだ」。そんな諦めの気持ちになっていたのです。
そしてやはり父と母は離婚しました。
未知だった母子家庭と、私の母子家庭センサー
私が母子家庭の子どもになった時にまず思ったのは、
「うわ、本当に母子家庭って存在するんだな…。しかも、自分がなるとは…」でした。
ここで厳密なデータを出しはしませんが、2000年代後半になってからは「母子家庭」というワードが盛んに出回っていたように思います、少なくとも当時の私の感覚としては、ですが。母子家庭の子どもがいても、特別不思議ではない…、増えてきているようです。
それでも母子家庭の子どもは私の周りにはまだ少なかったですし、まさか自分が母子家庭の子どもになるとは思っていなかったのです。
ただ、母子家庭の子どもになってからは、
「あの子、母子家庭の子どもっぽい」と見分けがつくようになりました。これを私は「母子家庭センサー」と呼んでいます。※母子家庭センサーにつきましては、別記事【共感の声多数】母子家庭の子どもを結びつける「母子家庭センサー」とはをご覧ください。
そのセンサーが反応したすべての子どもに「君の家って母子家庭?」なんて聞くようなことはしませんでしたが、友達となるとその直感は確信へと変わっていきます。
そしてよくよく聞いてみると、やはり「実は母子家庭なんだ…」と。なんなんでしょうね、このセンサーは。不思議です。
グレなかった学生時代と、良い子でいることの負担
これは一概には言えないのですが、母子家庭の子どもは「グレる(不良になる)」という見方をされることが多いです。現に私もそうだと思うことが多々ありました。
ですが、私は学生時代グレることはありませんでした。
多感な中学生の頃には、色々と周りと比べたり、自分が恵まれていない環境にいると思ったりしてしまいがちです。私にも気落ちするような経験がゼロであったわけではありません。
それでも私がグレなかったのは、「母に迷惑をかけたくないから」の一心だったように思います。
グレて問題を起こしたり、仕事に一生懸命な母の負担を増やしたりしてはいけない。その一心でした。ただ、この考え方のせいでしんどい思いをしたこともあります。
「過度に良い子でいようとすること」は、子どもにとって大きな負担になります。
ですから、グレる子どもの気持ちが理解できないわけではありません。グレることが一概に悪いとも思いません。
母子家庭からライターになった私
私は奨学金を借りて、高校にも大学にも行かせてもらいました。
そしてそのまま一般企業に就職しようかとも思いましたが、大学時代からやっていたライター仕事を辞めるという決断を下すことができませんでした。
「誰かに自分の経験を情報として届けたい」
「自分の言葉で誰かの不安な気持ちを和らげてあげたい」
「自分なりの生き方をしたい」
こういった想いから、私はライター仕事を継続し、このブログを運営しています。
今後ともどうぞよろしくお願い致します!父子家庭のお父さんもぜひ…
このブログは母子家庭の子どもとして育った私の経験や、同じく母子家庭の子どもとして育った私の友達、あるいは母子家庭として頑張っているお母さん方からいただいたお話を基に、私が情報発信を続けていきます。
母子家庭のお母さんとお子さんに焦点を当ててはいますが、父子家庭のお父さんとお子さんにもぜひご覧いただきたく思います。
取り上げるテーマに関しましては、読者の皆さんに「それは違うんじゃない?」という気持ちにさせてしまうものもあるかもしれません。
その際はどうぞ「そういった見方もあるかもしれないね」という優しい目で見ていただければと思います…!
また、ブログに関するご意見やご感想もお待ちしております。
皆さんの助けになる情報や、皆さんの心が少しでも安らぐような情報を届けていけるよう努力していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
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