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私の潜在意識を垣間見た悪夢の話
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※私(どん兵衛)のツイッターアカウントはこちら、お気軽にフォローくださいね!
今回お話するのは私が見た夢の話。夢は夢でも悪夢の話です。
夢の話は「どうでもいい他人の話ランキング第1位」といっても過言ではありませんから(笑)、ご興味のある方だけどうぞご覧ください…!
夢で「中途半端なら子ども作るなよ」と父に切れる私
私が見た夢は父に会っている夢です。
夢のなかで久しぶりに会った私と父。はじめその様子はどこか楽しげで、昔住んでいた家のリビングで雑談をしている様子でした。
しかし、その雑談が昔の話になり、私の父と母が離婚した時期に差し掛かった瞬間、私はキレた。夢のなかならではの脈絡もない展開で…。
「中途半端なことするなら子ども作るなよ!なんで俺を作ったんだよ!!」と。
激しく詰め寄る私の父はどこか寂しそうで、どこか諦めたような表情を浮かべていました。「そりゃ怒られても仕方ないよな」といった感じで。
ここでプツッと夢はプツッと途切れ、私は目を覚ましました。残ったのは「あぁ、嫌な夢を見てしまった…。しかもなんかリアルなやつ…」という感覚でした。
夢で父に切れていた自分に違和感を感じなかった
私は母子家庭ですが、私は父と交流がまだあります、現実世界で(笑)※このことについては別記事:【なぜ許す?】母子家庭の子ども(私)が父親に会うのを認めた母をご覧ください。
父と久しぶりに会う時は終始和やかな雰囲気で、言い争うようなことはありません。それは母子家庭になる前も母子家庭になってからも同じです。私が父に本当に切れたことはないのです。
それでも夢では本気で父に切れていた。しかも切れていた自分をちゃんと冷静に客観視していて、本当に自分の意思で切れているように感じたんです。
きっと今でも私はどこかで父を恨んでいる
前述の通り母子家庭になってからも父と会う私。父に会うことが特別苦であると感じることはなく、普通に楽しく会えていることの方が多いかもしれません。
それでも私は切れていた。違和感を感じることなく。
ということは、私の潜在意識のどこかに「父を恨んでいる気持ちがある」のだと思います。
母子家庭になってから私も私の母も苦労することが増えました。
お金がないこと
休日出掛ける選択肢が減ったこと
両親のいる友達と比べて寂しくなること
などなど、細かく挙げればキリがないかもしれません。
そういった今までの苦労や不満が、潜在意識ではくすぶっている…。「表には出てこないけれど、たしかに自分の辛い経験として忘れられないでいる」のだと思います。
そして母子家庭になってしまった境遇の一因である父をどこかで恨んでいる。
大丈夫そうに見えても、母子家庭育ちの子どもを少し気遣ってあげてほしい
「母子家庭育ち」という経験は、その子どものなかで負の経験として残り続ける可能性があります。今回の私のように本来の知らない領域で残り続けることもあるでしょう。
特に両親が円満な別れ方ではないケース(不倫・DVなど)の場合は、子どもとお母さん双方にダメージを与えるでしょう。たとえ親の事情を子どもが知らなかったとしても、辛そうなお母さんを見続けることで負の経験となる場合もあります。
私のように思い出した頃に「嫌な夢見たなぁ」くらいで済めば良いですが、心の傷となって長い間辛いを思いをし続ける子どももいます。そんな子どもが増えないよう、周囲の大人や友達が気にかけてあげるようにしてください。
優しくし過ぎるのも逆効果になることがありますから、なんだかふさぎ込んでいる様子であれば、
「何かあったの?良ければ話聞くよ」
「美味しい物食べに行かない?」
「ちょっと散歩行かない?」
くらいのライトな声掛けがあると良いなと思います。