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母子家庭育ちにとって、父親がいることは「うらやましい」のだろうか?
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。私のツイッターアカウントはこちらです、お気軽にフォローください。
今回は、母子家庭育ちにとって、父親がいることは「うらやましい」のか?という問に対して、私の考えをご紹介させていただきます。
ただ、この問題「最初から父親がいなかった(生まれた頃から母子家庭)」、「途中から父親がいなくなった(生まれた後から母子家庭)」のどちらのケースの母子家庭なのかというのも重要なポイントになると思っています。※私の家庭では、私が中学時代に両親が離婚して父がいなくなったので、最初は父がいたことになります。
Q.父親の存在を「うらやましい」と思ったことは?A.ある
まずは、質問に対する回答を…。
「Q.父親の存在をうらやましいと思ったことは?」
という問いに対しては、
「A.ある」
というのが正直なところです。
ただ、私の場合は常日頃からうらやましいと思っているわけではなく、
- 他の家族が楽しそうにしているのを見る時
- お父さんの話をしているのを見る時
- 参観日でお父さんが来ているのを見る時
といった、一瞬一瞬の局面で「うらやましいな」、「いいな」と思うことがありました。
常日頃からうらやましいと思うわけではないにせよ、この一瞬一瞬がたまらなく「居心地が悪くなる」というか「もどかしい」気持ちになるんですよね。
父親の存在を知っているがこそ…
冒頭でもお話したように、私は生まれた頃から母子家庭の子どもだったわけではなく、生まれた後から母子家庭になった子どもです。
ですから、父親との思い出や父親像というものが記憶にしっかりと残っています。
父親の記憶がある分、父親の存在がどういうものかを知っている分…。父親がいることの感覚、いないことの感覚がわかるんです。
存在を知らなかったとしても、想像はしてしまうだろう…
仮に最初から母子家庭の子どもとして生まれてきて、私のように父親の存在を知らなかったとしてもうらやましいと思うことはあるでしょう。
子どもの頭のなかで、
- 父親ってなんだろう?
- 父親がいると何ができるんだろう?
- 父親とは何を喋るものなんだろう?
そんな想像をしてしまう可能性は高いでしょう。
だからといってそれをどうすることもできません。おいそれと新しいお父さんを作るなんてことはできませんし…。
ただ、子どもがそういう気持ちを抱く可能性もあるということはご理解いただいて、そういった感情のケアをしてあげるように心がけてもらいたいと思います。
お父さんがいない分、お母さんとの時間を大切にしてあげてほしいなと思います。
まとめ:お父さんをうらやましいと思うのは、仕方のないこと
母子家庭の子どもにとって、お父さんをうらやましいと思う気持ちを抱くことあるのは、「仕方のない」ことでしょう。
もちろん、全くうらやましさを感じないという子どももいますが、感じるのは仕方のないこと、感じなければ感じなければでケアはしてあげるようにしていただければと思います。
逆にうらやましいと感じているのを「そんなことは思っちゃダメ!」と、お母さんが子どもの気持ちの強制をするのはおすすめできません。
こういったことから、子どもの気持ちをお母さんが素直に受け止めてあげなければ、子どもとの信頼関係を築いていくことが難しくなるかもしれません。