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書いてほしいと言われる記事と書きたい記事の真ん中で
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※私(どん兵衛)のツイッターアカウントはこちら、お気軽にフォローくださいね!
私はかねてよりクラウドソーシングを使ってライターをしており、その経験やノウハウはこの母子ログで度々紹介させていただきました。クラウドソーシングを使えば、自分の興味関心を活かしながら、すきま時間でお金を稼ぐことができるため、忙しい母子家庭のお母さんにはとてもおすすめです。
でも、クラウドソーシングでクライアントさんが「書いてほしい」とお話される記事と、自分が本当に「書きたい」と思える記事には違いがあるのも事実。もちろん、仕事だから仕方ないですし、書いてほしいとお話される記事にもやりがいは感じています。だけど、葛藤を感じることはやっぱりある…。
今回のお話はそういった「ライターとしての私の葛藤」のお話しです。
クラウドソーシングにはよく見るテンプレート記事が存在する
以前私はこちらの別記事:【解説】クラウドソーシングの記事の書き方!どこでもドア(商品)PR編を公開しました。
この記事ではクラウドソーシングでよく依頼される商品PR記事の書き方をご説明させていただきました。AIDMAの法則や私なりの工夫や注意点を添え、かなり深くわかりやすく解説したつもりです。
しかし、それと同時にこんなツイートもしていました。
記事中の注記にもありますが、これが良い文章であるとは言いませんし、もっと色々な書き方があるとは思っています。
ただ、「クラウドソーシングの商品PR記事ってこういうの必要とされがちだよねー」的なことを取り上げてみました。
約7000文字かけて笑 https://t.co/dReOIcm2zb
— どん兵衛✏️ライター (@write_chop) 2017年12月25日
ここに書いた通り、また記事中にある通り、この記事中で紹介したテンプレート(例文)私が本当に書きたい記事かどうかというのは話が別。さらに言えばこの記事で本当に読者の方がこの商品を「欲しい」と思えるかどうかも話は別なんですね。
ただ、クライアントさんがこういう記事を書いてほしいとご依頼されるから書いているのであって、このテンプレートのような文章が良い文章だとは言えないわけです。
でも、書いてほしいと言われるから書く…。必要とされるから書く…。自由に働いているように映るライターですが、こういう葛藤を抱えている方は私以外にもいるはずです。
芸能やスキャンダル系の記事は必要とされても書かない
また、私が日頃からクラウドソーシングに対して抱えている葛藤には、「ゴシップ記事」などの人のプライベートをかき回そうとする記事の依頼への葛藤もあります。
私はこのような記事の依頼は、良い文章か悪い文章か、おもしろい文章か面白くない文章かの如何にかかわらず、「読みたくない記事」、「書きたくない記事」、「やり甲斐を感じない記事」の部類に入れています。
ゴシップ系の記事は、私がクラウドソーシングを始めた約4年近く前から依頼が存在していて、単価はともかくとして息の長いジャンルの記事です。このジャンルの記事を請け負うことで収入は増えるでしょう。でも、書きたくないんです。
書きたくない詳しい理由については私の別ブログにて、【クラウドソーシングの葛藤】私が「それは書きません」と言う書き仕事という記事をすでに書いていますが、早い話が「私は人のプライベートと距離を置いておきたい人間」なのです。『よそはよそ、うちはうち』なのです。
ゴシップ系の記事の題材にされてしまう方は、芸能人やスポーツ選手で私からすれば雲の上の人です。そんな雲の上の人のプライベートに私は興味がありません。彼らの活躍を遠くからひっそりと応援できればそれでいいわけです。
でも、雲の上の人とはいえ彼らも私と同じ人間です。仕事の顔があり、プライベートの顔があり、誰にも見せない顔、自分だって知らない顔があるはずなんです。それを正体もわからないライターがつけ入り、無闇にかき回すことのどこにやり甲斐があるのでしょうか?
上記のような理由から、私はクライアントさんからゴシップの記事を書いてほしいと言われることはあるものの、お断りをし続けています、4年間。
書いていて楽しい依頼を見つけたい、書いていて喜ばれる記事を書きたい
クラウドソーシングを始めて4年目。そうこうしてるうちに5年目に入る私ですが、クラウドソーシングでは様々なクライアントさん、ご依頼に出会うことができました。また、そこから繋がったお仕事を超えた人との出会いもあります。
ですから、私はクラウドソーシングに葛藤を抱えている部分はあるものの、クラウドソーシングを嫌いになることはできないでしょう。「大好き!」とまではいかないかもしれませんが(笑)。
私がこれから目指すのは、
- 書いていて楽しいと思える依頼(クライアントさん)に出会うこと
- 書いていて喜ばれる記事を書くこと
- 喜んでもらえて読者の方からFBがもらえるような記事を書くこと
です。まだこの目標を達成するには私はまだまだ未熟で、至らない部分ばかりです。今回ご紹介したような葛藤を抱えながら、あまり気の進まない記事を書くことだってあります。
ですが、「書き続けていれば、新しい出会いを求め続けていけば、開ける道もある」。「嬉しくて楽しくて大好き」になる仕事もある。そのように感じてもいます。