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離婚で子どもが気にするのは、友達のことかもしれない
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※私のTwitterアカウントはこちらです。お気軽にフォローくださればと思います。
離婚を決意し、夫婦関係を解消する際は、金銭的な面での心配が発生すると同時に、
「子どもの学校はどうしようか」
「引っ越ししなくちゃいけない」
「でも住む場所はどうしようか」
「子どもは無事に学校に通えるだろうか」
という【住】の面での心配がかなり大きなものになってきます。
今回はこの【引っ越し】における、「通学路の心配」について焦点を当てて考えてみたいと思います。
子どもが引っ越しで心配するのは学校のこと
私自身、両親が離婚する時にまず考えたのは、
「学校は転向しなくちゃいけないの?」
「通学路はどうなるのだろう?」
ということでした。
子どもにとっての引っ越しは、「それまで築いてきた友人関係が壊れるかどうかの分かれ目」なのです。
子どもにとって生活の中心は、学校であり、学校が世界の中心と言っても過言ではありません。特にこれは行動範囲が限られる小さなお子さんであればなおさらです。
子どもにとって嬉しい通学路とは?
今回は「通学路の心配」がメインですので、今後はそのことについて掘り下げていきます。
引っ越し先を決める時には、家賃や周辺環境はもちろんのことですが、子どもが使う通学路についてもしっかりと考えた上で決めましょう。
まず子どもにとって嬉しい通学路とはなんなのか考えてみましょう。
「学校から近くて、通学路は短い方が良い」?いえいえ、そういうわけでもないのです。
私が子ども時代に理想としていた通学路と、その理由は下記の4つです。
1,第一に安全であること
2,学校からほどほどに近いこと
3,全く知らない土地ではないこと(下見をしておく)
4,通学路が難しくないこと
母子家庭の子どもは友達にケアされることがある
母子家庭育ちの子どもは、親よりも友達にケアしてもらうことも多いです。
ですから通学路においては、「ほどほどの距離があって、友達に悩み相談ができる」というのはかなり重要だと思います。
私自身、母子家庭になってからは様々な悩みを抱えるようになりました。しかもこの悩みというのは、母子家庭になってすぐではなく、後から出てくる悩みというのもあります。
なぜなら、年間を通じて行われていく学校行事を通して、「自分に片方の親がいないことを再認識するタイミングがあるから」です。
この悩みをケアしてくれるのは、親ではなく友達ということもあります。
そのためにはほどほどの距離がある通学路を使用することで、悩み相談できるだけの時間が必要なのです。
学校にいる間の時間は、子どもにとっては非常に忙しく騒がしいものですから、この時間で悩み相談をするのは難しいんですよね。でも、通学路を歩く時間、特に下校中は一番悩み相談がしやすいのです。
まとめ:通学路は近ければ良いというものではない
いかがでしたか。子どもにとって、「通学路は近ければ良いというものではない」ということがなんとなくおわかりいただけたでしょうか。
もちろん、「1人にさせる時間が多いかもしれないから、学校に近くて通学時間が短い方が良い」とお考えのお母さんもいらっしゃると思います。それはごもっともではあるのですが、もし近い所にお引越しする際も、子どもが友達とゆっくり過ごせる環境というのは整えてあげるようにしてください。
たとえば、「近くに友達と過ごせる公園がある」というのも良いかもしれませんね!