【親の離婚前バージョン】母子家庭の私が抱えたトラウマ3つと希望

悲しむ子ども白黒




思い出し泣きしながら書きました…

どうも、母子家庭育ちのライターです。※私のツイッターアカウントはこちら。お気軽にフォローくださいね!

今回は母子家庭として育った私が、「親の離婚前および離婚直前に抱えたトラウマ」について、3つお話します。

この経験談をシェアすることは、ただの自分語りになるかもしれません。

ですが、もし離婚を検討している親御さんがお読みになってくださるのであれば、私のようなトラウマをご自身のお子さんに抱えさせないようなるべく配慮していただければと思います。

しかし、離婚で子どもを全く傷付けないというのもなかなか難しい話なんですよね…。では、離婚、トラウマ、離婚後の未来をどう捉えれば良いのでしょうか…。もしよろしければ、私の体験談とともに一緒に考えてみませんか?

たぬぽん
母子ログの運営者さんは思い出し泣きしながら書いたそう…。
きつねん
子どもによっては小さい頃の記憶が色濃く残る場合もあるからね。
たぬぽん
でも運営者さんはトラウマに新しい希望を見出したみたい!

 

親の離婚前に私が抱えたトラウマ3つ

雨が降る窓際の人形

1、母と祖母(姑)のギスギス感

私の両親は、母と祖母(姑)の関係悪化を根本的な理由として、私が中学生の頃に離婚しました。※離婚の詳しい経緯などはこちらの私の自己紹介の記事でご紹介しています。

私が小学校中学年から高学年になった頃くらいでしょうか。母と祖母の関係がギスギスしていることに気付きました。話はしないし、話はしても何も広がらない。祖母はチクチクと母の仕事や家事に口を出す。しかし、祖母は私たち孫には優しかった。

当時小学生だった私にも、この違和感は伝わってきました。

私は、小学校高学年になった頃にこの空気感に堪え切れず、祖母と口論をするようになりました。「ばあちゃんの料理がマズい」だとか、「説教の仕方が気に入らない」だとか、口論というよりは身勝手な反発をするようになりました。

今思えば子どもながらにして、言われっぱなしの母をかばいたかったのかもしれません。しかし、変にかばうと状況が悪化する…。だから、とにかく祖母に反撃したかった、母の代わりに。

私は変に賢いというか、ませている子どもだったのかもしれません(笑)

しかし、所詮は子ども。私が反発したところで状況を変えることはできず、むしろ母は陰で私のしつけに関してチクチク言われていたようです…。



 

2、母の無断外出が増えた時

祖母との関係が悪化するにつれ、私の母は家にいるのを嫌がるようになったようです。

家族には無断で外出することが増えました。※増えたといっても、月に1,2回くらいでしたけど…。

私が父に聞いても行き先を知らない。いつ帰ってくるのかも知らない。1人で出かけているのか、誰かと出かけているのかもわからない。

出かける時間帯は、休日の昼過ぎから夕方くらいでした。

夜には絶対に家にいたのですが、子どもからすれば自分の母親が無断で外出するというのは、不安で仕方のないことです。

後の母に聞くと、「公園に行っていた」、「喫茶店にいた」、「適当にドライブをしていた」という答えを聞くことができました。そして帰ってくると普通に晩御飯を作り始めるのです。

おそらく母は、1人になってリフレッシュをしていたのでしょう。責めることはできません。しかし、やはり不安でしたね…。

 

3、父の不甲斐なさを感じてむなしくなる

家で不穏な空気がただようようになると、私は父の不甲斐なさを感じるようになりました。

「なんでこの人は母を守らないのだろう」。

父に対する不信感を抱くとともに、父の不甲斐なさを感じるようになりました。今振り返ってみても、10代前半の子どもにこんな感情を抱かせるのは酷だと思います…。言いようのないむなしさに駆られることがありました。

 

離婚は終わりの始まり、トラウマは新たな理想像へ

アヒル人形小さい

離婚をするということは、お母さんはもちろんですが、子どもが傷付く可能性も大いにあります。私のようにトラウマといいますか、嫌な体験をしてしまうこともあるでしょう。これは残念なことですが、事実です。

私の場合はトラウマを引きずっているわけではありませんが、どことなく「理想の父親像」には関しては、少し歪みがあります。その理想像というのは、「こういう父親になりたい」ということだけではなく、「自分の父親のような父親にはなりたくない」という反面教師の部分です。

しかし、離婚することで始まる新しい未来があるのも事実です。

私の場合は、母が離婚を決意することで前よりも生き生きとしているように見えます。私の理想の父親像にも歪みができてしまったとは言いましたが、そのおかげで自分が理想とする確固たる父親の理想像を描けるようになりました。

離婚は終わりではなく、始まりそう思うのです。




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