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子どもが外から何でも拾ってきて、集めてるのはなぜ?
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※私のツイッターアカウントはこちら、お気軽にフォローくださいね!
お母さん、いえ、すべての女性、女の子に聞きたいことがあります。
外に落ちている物を拾って、集めた経験はありますか?
私はあります。めちゃくちゃあります。私が小学生の男の子だった時に(笑)
この「拾って集める」という行為。女性であるお母さんすれば「理解できない」の一言に尽きることが多いらしいのですが、皆さんはどうでしょうか。
しかし私は今回この「拾って集める」の理由を代弁させていただきたい。「理解できない」と断罪するのはちょっと待ってもらいたい…。
- 「うちの子何でも拾ってくるんだけど!」
- 「あんなのゴミじゃないの!汚い」
- 「男の子ってどうしてこうなのかしら!」
といった、お子さんの拾い集め癖でお困りの方はどうぞご覧ください(笑)
男の子時代の私はこんなものを拾っていた!
私がまだ男の子だった頃。私は外ではよく遊び、家ではよく本を読む子どもでした。※私がどんな子どもだったかについてはこちらをご覧ください。
この「外でよく遊び、家ではよく本を読む」という私の生活が、拾い集め癖を加速させていたと思うのですが、それについては後ほどお話します。
さて、小学生時代の私が拾っていた物は下記の通りになります。拾った(集めた)理由も書いてみました。※あくまで記憶にある物だけなので、もっとあったような気がします。
- BB弾:色々なものがたくさん落ちてるから
- サラサラの砂:感触が好きだから)
- 形が特徴的な石:化石っぽく見えたから
- 形が特徴的な木・枝・葉っぱ:なんだか珍しそう、拾っておかないと損をしそうだったから
- どんぐり・種:なんだか珍しそう、埋めてみたい
- 虫(てんとう虫・だんご虫):コロコロしてて集めたくなったから、大量に
大体こんな感じです。
このなかでもBB弾集めは私達(男子)のなかでは激アツなジャンルでして、珍しい色、透明な色などを拾うことに大きなやりがいを感じていました。
そして友達同士で
「あの山の下にはたくさん落ちてるぞ」
「あの公園では変わった色が見つかりやすいぞ」
「あのブランコの下に行けば、一度にどっさり手に入るぞ」
といった情報交換を行いながら、皆でBB弾を集めにいくのです。いわば、この収集癖はもはや狩りに近いものがあります。
その昔、男は狩りの功績を集めて残していた
その昔、人々がまだマンモスなんかを追いかけて狩りをしていた時代。
男たちは狩りで手に入れた獲物の骨・牙・爪を、狩りの功績として集めて残していたそうです。
そう考えれば、現代の男の子たちが外で拾って集めてくるのは遺伝子レベルで決められていることなのではないでしょうか。
外に遊びに行くことは冒険であり、狩り。そこで手に入るBB弾や変わった形の石なんかは獲物なわけです。そしてそれを拾って集めて残しておくことで、冒険(狩り)の功績となるのです…。
どうですか!?しっくりきませんか!?こない?そうですかそうですか…。
これでしっくりこないということは、やっぱり遺伝子レベルで男と女はわかりあえない存在なのかもしれませんね…。残念です。
私が皆をけしかける!無駄に賢かった子どもはリーダーに…
最初の方で、私は「外でよく遊び、家でよく本を読む子ども」とお話しましたね。
私は小学生の頃から家で小説や伝記物を読むような子どもだったんですが、読む本の中には「恐竜図鑑」、「化石図鑑」、「功績図鑑」、「植物図鑑」などの図鑑物も含まれていました。
図鑑のおかげでそういったことに無駄に賢かった私は、図鑑の知識を皆に披露。子どもって恐竜大好きなんですよね。だから皆が私の発言に食いつきます。
「あそこに落ちているあの石は〇〇サウルスの歯の化石に似ている!」
「あの石は〇〇サウルスの背骨の一部みたい!」
「この実は植えたらめちゃくちゃ珍しい花咲かせるやつだよ!」
なんとか正しくもないことを言いながら、私は子どもたちの拾い集めをサポートするリーダー的立場にあったんです。
まぁ悪く言えば他の子どもをけしかけているだけですね(笑)
「またあんたは変な物拾ってきて!何よこれ!」とお怒りだったかもしれないお母さん方。それ、私がお宅のお子さんをけしかけたせいだからかもしれません。15年くらいの時を越えてごめんなさい…。
集めた物はコレクションボックスへ…。今も昔も変わらない男の癖
拾って集めた物を変なコレクションボックスにしまっていたこと、かつての私の母に謝りたいです。ごめんなさい。引き出しをあければ、わけのわからないBB弾や石、ゴロゴロ出てきますよ、ええ。母からすればガラクタでありゴミであり要らないものだったでしょう。
でもね、でもね、このガラクタ集めが男のロマンなんですよ!!子どもだとか大人だとかは関係ないんですよ!!
「なんでもロマンにするな」と怒られそうですが、やっぱりロマンなんですよ!!わかんないかなぁ、わかんないかなぁ…。うう、口惜しや。
まとめ:拾い集め癖の許し方とおすすめコレクションボックス
この記事を読んでくださったすべての女性、お母さんには、どうぞお子さんの拾い集め癖をあまり怒らないであげてもらいたいです。
確かに危ない物を拾ってくること、拾いに行こうとすることを心配する気持ちもあるでしょう。それでもこの冒険(狩り)がたまらなく楽しいんですよ。
あらかじめ危ない場所、拾ってきてはいけない物を決めておき、ある程度は許容してあげてください。
もしくは、
「集めていいのは、この箱に入る分だけだよ!」
と決めておくのも良いかもしれませんね。
ちなみに私の子ども時代に、このコレクションボックスがあれば、たまらなく幸せだったでしょうね。
これに拾ってきた物入れられたら、本当にその子にとってはお宝になるでしょうね、最高ですよ…。