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再婚するというのも1つの選択肢
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※私(どん兵衛)のツイッターアカウントはこちら、お気軽にフォローくださいね!
今回は「母子家庭の再婚」ということに関して私の考えをお話させていただきます。ここでは、もし「私の母が再婚したいと言ったら…」ということを前提にお話を進めさせていただこうと思います。
現在再婚を考えている方も考えていない方も、「子どもは親の再婚に対してこんな風に思っているのかも…」という目線でご覧いただけると幸いです。
Q.お母さんが再婚したいと言ったら?A.いいよ ※大人になった今では
それでは記事タイトルへの回答をさせていただきます。
まず現在の私の考えとしては、
の問いに対しては、
というのが答えです。ただし、これは私が大人になった今だからこそ言える話です。後述しますが、子どもだった当時には母の再婚を嫌だと思っていました。
しかし母子家庭になった中学生時代、そこから高校・大学時代を経た私は、一応はもう大人です。
大人だからこそわかる事情、理解できる母の気持ちもあるわけで、今なら母が「再婚したい」と言ってきても、「あ、いいよ」ととても軽い返事ができる気がしますし、陰ながら応援します。
中学生の頃の私だったら、「母の再婚は嫌」と答えたはず
大人になった私は母の再婚を応援したかもしれませんが、母が離婚をした中学生の頃の私なら「嫌」と答えたと思います。
それは私が子どもだったということにも理由があるとは思いますが、やっぱり「本当の父親じゃない人を父親として迎えたくない」という純粋な拒否反応があるからだと思います。
この他には「お母さんをとられるかもしれない」という恐怖感情的なものもあるかもしれません。母子家庭の子どもにはお母さんの存在がすべてなのですから。
今ならわかる、母には母の幸せがあるということ
大人になった今、なぜ私が母の再婚を応援できるかというと、「母には母の幸せがある」ということを考えられるようになったからだと思います。
これは中学生の頃の私であれば考えることはできなかったでしょう。あくまでも子どもである自分の気持ちを優先すべきだと考え、母の再婚なんて100%反対していたと思います。
でも、大人になった今では違います。母が離婚した理由も中学生の頃に比べればよくわかりますし、離婚という選択は間違いではなかったと思います。母が積み重ねてきた選択と努力のおかげで、私はここまで育ってこれたのですからとても感謝しています。
母の今後の人生を、子どもためだけに生きるのというのは申し訳ないのです。自分のしたいようにしてもらいたいんですよね。
金銭的な部分の心配も減るかもしれないけど…
再婚をするということは、とても現実的なことを言えば「金銭的な面での改善」も期待できるはずです。
しかし、この金銭的な部分だけを取り柄に再婚するようなことはあってはいけません。自分はもちろん、子どもとの相性も良い、様々な条件をクリアした相手を選ぶべきです。
特に子どもの年齢が小学生~中学生くらいだと、再婚相手の条件は事細かく設定した方が良さそうです。
そこで、別記事:【母子家庭育ちが考える】子どもにとっても理想的な再婚相手の条件4つにて、母子家庭育ちの私なりの考えをまとめてみました。よろしければご参考ください。
まとめ:母には老後をまったりと暮らせるパートナー探しをしてほしい
私が大人になったということは、母はどんどんと高齢になり老後が近付いているということ。
こういった事情もあり、私の母には再婚する機会があるのなら、再婚するにふさわしい相手がいるなら、再婚を考えてほしいなと思っています。パートナーがいた方が母の老後の心配も少なくて済みますし、他の夫婦とは違って母だけが寂しそうにしている姿も私は見たくありません。
今のところ、母からそういった相手の存在は聞かされていませんが、「しないけど!いや、しないけども、もし再婚するって言ったらどうする?」という質問はもらっていますので(笑)、母の再婚については子どもである私も、
「あ、可能性がゼロではないんだな」
「したい気持ちはあるんだな」
というくらいには思っています。
おう、いつでもいいぞ、母ちゃん。