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いきなり宣言!「おれ、習い事(部活)したい」
こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※私のツイッターアカウントはこちらです、お気軽にフォローくださいね。
子どもは家の経済状況を知ってか知らずか、
「野球をやりたい」
「サッカーをやりたい」
「パソコン教室に入りたい」
「吹奏楽をやりたい」
と習い事をやりたいと突発的に言い出すことがあります。
母子家庭に育った私も、自分の家庭にそれほど余裕がないのはわかっていましたが、ことあるごとに「○○がやりたい」と母に話し、色々な習い事をさせてもらいました。
子どもに習い事をさせることで、経済的に厳しくなる部分があるかとは思いますが、習い事をさせてあげると、子どもにとっての【友達の輪】、【将来の可能性】が確実に広がると思います。
だからどうか、皆さんのお子さんがそういった希望を話した時には、「母子家庭でも習い事だけはさせてあげてほしい」と思いますし、「習い事をするにはどうしたら良いのか、どれくらいかかるのか」を調べていただければと思います。
今回はその理由を、私の実体験を踏まえながら、お話させていただきます。※習い事にかかるお金や必要な道具につきましては、別記事(準備中)をご覧ください。
習い事をやると世界が広がる
習い事をやることで、「子どもの世界」は確実に広がります。
子どもが意識して生きている世界というのは、学校を通した限られた世界でしかありません。
しかしここに習い事という世界が加わることで、子どもの世界はグッと広がります。
私も習い事をするまでは、「学校で起こる出来事しか自分には関係ない」と思っていました(笑)
ですが習い事には、習い事に来ている他の子どもたち、その子どもの親、先生やコーチなど、年代や立場も様々な複数の人間が関わってきます。
自分とは違った人たちと時間を共にすることで、子どもは新しい価値観にふれることができるでしょう。
絶対不可侵の学区外!広がる友達の輪
習い事をすることで、子どもは色んな子どもたちとふれあうことができます。
習い事によっては、自分が通っていない学校(学区外)から参加してくる子どももいるでしょう。これって子どもからすればとても新鮮なんですよね。
小学生には「学区外は入っちゃいけない、行っちゃいけない」という大きな大きな壁があります。
小さい頃の私もこの教えを守ってはいたものの、たまに興味本位で帰り道に学区外に入ると、境界線で足踏みする友達から「いーけないんだいけないんだ、先生に言ってやろう」とからかわれたことがあります(笑)
学区外は絶対不可侵な領域なのです。
ですから、習い事を通して学区外の子どもとふれあえるのはとても貴重な経験だと思います。
中学生になって学区が統一される時などにも、「学区は違うけど友達だったよね」というケースがあるでしょう。
中学1年生は別の小学校から進学してきた子どものことを警戒しがちです。ですが、最初から友達が多いというのは大きなアドバンテージで、自信を持って中学生活に入っていきやすくなるんです!
習い事が育てる心、誰かに勝つのか自分に勝つのか
他の子どもたちとは一緒に練習をしたり、一緒に遊んだり、時にはケンカをしたり、習い事のなかでのレギュラー争いをすることもあるでしょう。
小さな子どもたちの習い事では「全員出場」がモットーだったりしますが、やはり上達の早い子は子供たちのなかでも「あいつは凄い!」と一目置かれるようになります。
この時に生じる「あの子に勝ちたい」という悔しい気持ちがとても大切だと思うのです。
人間勝ち負けが全てだとは思いませんが、それでも長い人生を生きていくには競争心や自分に打ち勝つための克己心が重要になってきます。
私自身は別に上手い子がいても、特別勝ちたいと思うことはありませんでしたが、「自分が満足できるレベルには上げていこう」というチャレンジ精神は磨かれたように思います。
そういった心を育てるにも、習い事は重要な役割を果たします。
まとめ:習い事は習い事自体が肝心なのではありません
正直に言いまして、「習い事は習い事自体が肝心なのではありません」。習い事をして技術が身に付くに越したことはありませんが、絶対に上手になる必要はないんです。
それに伴う世界の広がり、友達の輪の広がり、心の発育こそが重要なのです。
習い事をさせてあげるにはお金がかかってしまうことは事実ですが、どうか皆さんのお子さんが習い事に興味があるようでしたら、ぜひ前向きに検討してあげてくださればと思います。