【ライターと発信社会】文字のない世界に身を投じる大切さ

ルーン文字が刻まれた石「文字との距離感」




文字を見ていると疲れてしまうあなたへ

こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※私(どん兵衛)のツイッターアカウントはこちら、お気軽にフォローくださいね!

皆さんは文字を読んでいて「疲れるなぁ」と感じることがありませんか?しかも、この時の疲れるは眼精疲労などではなく、

 

暗いニュースばかりでうんざりだ

お金の話ばかりで頭が痛い

情報が多すぎて気疲れする

 

といった類の疲れです。私はこうした文字に対する疲れを日々感じています。ライターとして失格かもしれませんが(笑)。

さて、今回はそんな文字の疲れから身を置き、文字のない世界に身を投じることの大切さをお話させていただきます。

きつねん
新聞、テレビ、スマホ。どこを見ても文字ってあるよね。
たぬぽん
僕達はそんな文字を知らず知らずのうちに認識して、疲れちゃってる。疲れちゃってるというよりは、消耗しているといった方が近いのかも。
きつねん
だったら、あれだ。この母子ログだって大量の文字の集まりだ!今すぐ閉じなくっちゃ。
たぬぽん
お願い、それはちょっと待って。

 

どこを見ても文字ばかり、情報があり過ぎる社会

スマートフォンの画面を見て落ち込む女性

現代社会は文字ばかりです。新聞、テレビ、スマホ。何を見ても目に飛び込んでくるのは文字ばかり。情報が楽に手に入りすぎる社会です。

情報を取捨選択する自由は吸収する側にあるのですが、それでも私は知らず知らずのうちに情報を吸収してしまっています。その情報が真であろうと偽であろうと、私達はその情報を頭に取り入れてしまう…。

そんな情報が日常生活のふとしたところで思い出されて役に立つこともあれば、なんとなく陰鬱な気分になってしまうことがあります。例えば、「知りたくなかった見ている途中のドラマの結末」とか、「応援しているアイドルの熱愛報道」とか(笑)。

まぁ、それに気付いてしまったところで私達の日常生活に大きな影響を与えるかどうかと言えば、決して大した影響は与えません。でも、これが積み重なっていくとどうでしょうか?

私達は情報の沼に少しずつ足をとられ、飲み込まれてしまうのではないでしょうか?そして段々と疲れ、心が消耗していく気さえしませんでしょうか?


誰でも発信できる社会が生み出した「新しい疲れ」

パソコンに熱中する女性のイラスト

こうした疲れや消耗は、一昔前であれば考えられなかったことでしょう。

一昔前の定義にも色々あるかとは思いますが、例えば江戸時代。どれだけ急な連絡でも飛脚が数日走りっぱなしでやっと情報の伝達がなされていた時代です。

そこから数百年が経ち、誰もがパソコンやスマートフォンを持ち、ブログやSNSを使えるようになった現代。情報の伝達スピードは圧倒的に早くなり、時間や場所に縛られることなく、好きなように情報を手に入れる事ができる時代となりました。

しかも情報が手に入れるだけでなく、誰もが自由に発信する側に回ることもできるようになった。そのおかげ新しく生まれた文化や芸術もあります。世にでることができた天才もいるでしょう。

しかし、その一方で世の中に出てくる必要のなかった情報もあります。藪から棒に人を傷つけたり、誰かを貶めたりするような文字のことですね。こうした文字の疲れは現代社会が産んだ新たな疲れでしょう。

 

文字のない世界に身を投じよう、自然にもっとふれよう

広場での親子

文字を見ることに疲れた時、私は自然とふれあうようにしています。ライターという仕事柄、たくさんの情報(文字)を取捨選択し生きている私。ライター失格と言われるかもしれませんが、「文字にふれ続けるのは疲れる」と日々感じています(笑)。

そうして疲れた私は、

  • キャンプをする
  • 綺麗な景色を見に山へ登る
  • 公園を散歩する
  • 河原で自転車に乗る

といった文字のない世界に時々身を投じています。この時、特別何をするということはありません。ただ、こういったことをぼーっとやるだけでいいんです。スマホを見ながら…などはNGです。現代の人間は「ながら〇〇」をやり過ぎですから(笑)。

こうして文字のない世界から距離を置いた私は、また文字と向き合うことができています。

 

文字から離れ、文字に近付くこと

私は文字が嫌いではありません。文字に疲れを感じることはあっても、文字から得られる感動にはその疲れを超える魅力があると思っているからです。

ただ、そうした文字とは一定の距離感を持つことが大切だとは思っています。

時には文字から離れ、時には文字に近付く。

そうして文字と上手に付き合っていくことが、これからの社会では必要なのではないかと感じています。

ライターである私は皆さんにできるだけ疲れを感じさせない文字をお届けしたいとは思っていますが、100%疲れを感じさせないのは無理でしょう。どんなことを書いたって吸収し過ぎてしまえば、私達の負担になるからです。情報過多なんです。

ですから、この母子ログを読んでいて「疲れるなぁ」と感じた時は、どうぞそっと閉じていただいて自然に思う存分ふれていただければと思います!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です