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難しい母子家庭のお墓参り…
どうも、母子家庭育ちのライターです。
1年に少なくとも1回は行くであろう、「お墓参り」。
日本人の多くは、お盆の時期に実家のお墓参りに行く風習が根付いています。家の近くにお墓がある場合は、1年に1回ではなくもっとお参りに行く方も多いかもしれませんね。夫の実家のお墓、妻の実家のお墓と分けてカウントすれば、これだけで2回です。
しかし、母子家庭の子どもの場合、お墓参りに行く回数よりもむしろ、
「父方の実家のお墓参りに行くべきかどうか」というのが問題になってきます。
今回は私の実体験を基に、この問題についてお話させていただきます。
母子家庭の私は父方のお墓参りに行っている
ずばり、母子家庭の私は父方の実家のお墓参りに行っています。
両親が離婚し母子家庭になったとはいえ、私は元の家から遠くに引っ越したわけではありませんでした。
父方のお墓は、引っ越し先からでも十分に行ける距離にあります。
ちなみに、お墓参りに行くことを決めたのは私ではありません。私の母です。母はこう言いました。
「私(母)はちょっと関係はなくなってしまったけど、あなたのご先祖様だからね。ご先祖様を大事にするに越したことはないでしょう」、と。
ですから私は、母子家庭になってからも父方のお墓参りに行っていました。※大人になった今も行っています
はち合わせ厳禁、母子家庭の私はお盆からずらしてのお墓参り
当然といえば当然なのですが、私の母と父の実家の人間とは鉢合わせるのは厳禁です。
特に私の母が離婚を決意したのは、父の母(姑)との関係のこじれが原因にあるため、絶対に鉢合わせてはなりません。
しかも父方のお墓ということは、言ってみれば父方のテリトリー。子どもの私はまだしも、母が入っていい領域とは言えません。
そのため、父方のお墓参りに行くのは、お盆のシーズンではあったものの、お盆真っただ中ではありませんでした。「お盆が終わってから1週間以内」でしょうか。
これが仏教的にどうだとか、罰当たりだとかは気にしていません。お参りするという心がけに意味があるでしょうし、お参りにきた子孫に罰を当てるような先祖は願い下げです(笑)
ごく普通のお墓参り、持ち物は花と線香と水とお菓子
母子家庭だろうとお墓参りの持ち物や、やることはごく普通です。
持っていくのは
- 花
- 線香
- ロウソク
- 水
- お菓子
- 掃除道具
これくらいのものです。
あとは墓石やその周りを軽く掃除して、お供え物をして手を合わせて帰る。
この時、
「お供え物があったら、こっそりお墓参りに来ていることがバレるんじゃないの?」
といった心配があるかもしれませんね。
私の父方のお墓はお墓のお供え物を定期的に片付けてくれる業者さん?が入っていたため、ある程度の期間が経てば、お供え物は無くなります。もしくは、カラスが持って行きます…(笑)
そのため、私たちがお墓参りに来ていることは父方の実家にはバレていない…と思います(笑)
バレるのが心配だという場合は、お参りが終わったら持って帰ってしまうのが良いでしょう。
※宗派の違いによって違いがあるかもしれませんので、お参りの仕方は各ご家庭でご注意ください。でも、やっぱりお参りするという心がけそのものに意味があると思うんですけどね、私は…。
まとめ:母子家庭の子どもでも父方のお墓参りはアリだと思います
母子家庭の子どもでも、行くタイミングなどを調節しさえすれば、父方の実家のお墓参りに行くのはかまわないでしょう。
ただ、もちろんお母さん的には「行かせたくない」という気持ちがあったとしても、全く問題はないでしょう。下手に父方との関わりを持たせたくないというのも理解できます。
子ども側の私も、母がどんな気持ちで別れた夫の実家に私を連れて行っていたのかは今でもわかりません。本当は行きたくはないんじゃないかとも思います。
行くかどうかは本当に自由だと思います。お母さんが行きたくないのであれば、行かないというのも1つの手です。子どもが大きくなってから、子どもにどうしたいかを聞くというのもアリだと思います。
今回の私のお話は、「あ、そういう考え方、やり方もあるか…」くらいに考えていただけると幸いです。
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