こんにちは、母子家庭育ちのライターです。※私(どん兵衛)のツイッターアカウントはこちらです、お気軽にフォローくださいね。
今回は母子家庭育ちの私が「ゲーム漬けの日々」を送るようになってしまった理由と背景をお話します。
母子家庭の子どもは必然的に1人でいる時間が増えます。お母さんの仕事中、用事で出かけている時、子どもは時間を持て余してしまいがちです。つまりは「留守番」の時間ですね。
この母子家庭の長い留守番時間と、ゲーム漬けは切っても切れない関係にあると私は思っています。
目次
母子家庭の子どもだった私が、ゲーム漬けになってしまった理由とは
私の母は仕事でいない時間が多く、私を含めた兄弟は家にいる時間が多かったです。
家で留守番している時は、母の用意したご飯を食べたり、テレビを観たり、本を読んだりしていましたが、それでもそれも飽きてくる時間がやってきます。
そこでやりたくなるのがゲームです。
ゲームはやり込めばやり込むほど、ゲーム内の主人公は強くなってきます。ですからどのゲームも相当やり込みました。
親の監視がない分、私たち兄弟はゲームし放題でした。格闘ゲーム、レースゲーム、スポーツゲーム、色んなゲームをやりました。
誰も咎めはしない子どもだけの時間が、母子家庭の子どもたちには必然と訪れます。私の家には祖父母もいませんでしたから…。
なぜ飽きない?今時のゲーム事情が招く無間地獄
ゲームに関心のない方からすれば、「いやいやそれでもやり込んでいたら飽きるものでしょ?」と思うことでしょう。
しかし、今のゲームというのは「やり込み要素が強過ぎる」ようにできれいます。
ゲームのストーリーが終わっても、キャラクターを強くするための道具はゲーム内の世界のあちこちに散らばっています。これをコレクションするかのように、熱中して集めていくわけですね。
子どもでもこのコレクション方式にはまってしまうんです。
しかも今の時代は、スマートフォンなどのアプリで遊ぶゲームも増えてきましたよね。
スマートフォンということでいつでもどこでも、簡単に起動して遊ぶことができ、ゲームの種類も膨大になっています。
そういったスマートフォンのゲームでは、「ログインボーナス」という、ゲームを毎日プレイすることでもらえる、ゲーム内のアイテムなどがあります。
それらのアイテムを使うと、「ガチャ」と呼ばれる抽選に挑戦することができます。このガチャには、ゲーム内で使える特別キャラクターなどが含まれており、皆これを欲しがるのです。
この「ログインボーナスのせいで、面白くないゲームもなんなく起動してしまう…」という無間地獄があちこちの子どもの間で起きています。
今の時代は小学生くらいのお子さんでもスマートフォンを持っていますし、お父さんお母さんのスマートフォンを借りてゲームをするお子さんも見受けられます…。
ゲームは、いつも子どものすぐ近くにあるのです。
子どもの孤独を紛らわせるゲーム、親の目なしで対策する方法はあるのか
正直なところ、お母さんが見ていない時に、ゲームをやるのを制限するのはかなり難しいです。
- ゲーム機(スマートフォン)そのものを与えない
- ゲーム機(スマートフォン)を隠す
といった物理的な対策をとれば別ですが…。
ゲームは必ずしも必要なものではありません。嗜好品と同じです。
ただ、ゲームのおかげで子どもは孤独な時間を紛らわすことができているのも事実です。
お子さんが家にいる時間、何をしているのか心配になることもあると思います。そういった時に「ゲームのおかげでおとなしく留守番してくれるなら、それでもかまわないか」と考えてしまうお母さんもいらっしゃるでしょう。私の母も若干そんな考えがあったようです。
制限するのであれば、ゲームをやり始めた時点から徹底的にやる時間を守るよう言いつけるしかありません。
それでも親がいないと隠れてやってしまうことがあります。それならば、
「次のテストで90点以下だったらゲーム没収」
「家の手伝いしたら、1時間だけゲームを支給」
といった、「没収&支給」形式で上手くコントロールするのが良いかもしれません。
まとめ:母子家庭の子どもにゲームは欠かせないものなのかもしれない
母子家庭の子どもは1人でいる時間が多く、それらの時間の大半をゲームに使ってしまいがちです。
一見するとこれは良いことではないのですが、見方を変えれば「おとなしく留守番をしていてくれるなら、ゲームをしていてくれる方が心配しなくて良い」という風にも考えられます。
それでも、健康を考えればある程度は制限すべきでしょうから、その場合はゲームを「没収&支給」形式にして調整してみてください。